ランニングを習慣化させようとした場合には、走り出すまでの【工程】という意味のプロセスにまず壁がある。
そのプロセスとは、ランニングウエアに着替え、ランニングシューズを履き、準備体操をするということだ。
このプロセスを面倒に感じてしまうと、その後に控えているランニングまで辿りつけない。
早起きを習慣化させようとした場合には、目が覚めてから起き上がるまでのプロセスに壁がある。
よほど深い眠りに入っていなければ、だいたいはセットさせた起床時間にアラームが鳴り響き、目を覚ますことができる。
しかしここから起き上がるまでのプロセスに、「眠い」「ダルい」「寒い」などの障害にはばかれて、目は覚めたけど起き上がることが出来ないということがある。
これら二つ以外にも、色んなことで習慣化を考えた時には、その習慣化したいことまでのプロセスに壁があることが多い。
これを逆手に取ると、習慣化したいことまでのプロセスを簡単かつ明確にすれば、何事も習慣化することへのハードルがかなり下がると思う。
ランニングする時には『このジャージを着て、このランニングシューズを履き、準備体操には足首、膝を回すだけ』というランニングまでのプロセスを明確にしておくことで、プロセスに迷いがなくなり、ランニングまでがスムーズに出来る。
早起きする時には『目が覚めたらすぐにカーテンを開ける』というプロセスを決めておくだけで、「眠い」などの障害に対して考える時間がなくなり、自然と起きられるようになる。
『目が覚めたらすぐにカーテンを開ける』というプロセスでは早起きが習慣化されない場合には、寝る前の準備として枕元に水を用意しておき、『目が覚めたらとにかく水を飲む』というプロセスを入れることで起き上がることが出来るようになるはずだ。
今自分が習慣化させようとしているのが、今まさにやっていることのブログ【日刊LR】を毎日書くという習慣化。
ブログも書き始めるとどんどん言葉が出てくるのだが、書き始めるまでに悩むことが多くて困っている。
それに対する案としては『とりあえず最初の1行を書いてみる』や、『伝えたいことを書き出しみる』などと試行錯誤しているところ。
何事も慣れるまでが大変だったりするけど、慣れてしまえば楽だったりもする。そうじゃない場合も多々ありますけどね。
何かを習慣化させるには、まずその習慣化したいことを始めるまでの『プロセス』を簡単かつ明確にすること。
そして1番大切なのは、それらが習慣化するまで試行錯誤を繰り返し、諦めないということです。