携帯電話を無くしてからでは遅いんですよね。
最近のスマートフォンではロックを解除するのに、指認証が使えるかと思います。iPhoneでは5sから指認証が使えるようになり、とっても便利になりました。
指認証に慣れてしまうと、数字や文字を入力してロックを解除することがかなり少なったのではないでしょうか?
そしてこれはiPhone以外のスマートフォンではわからないのですが、iPhoneではロックを解除するパスコードにショートとロングの2種類があります。
ショートは簡単なパスコードで、4桁の数字だけを入力します。
ロングの場合は、数字だけでなく大小の英文字、記号まで使えて、桁数は1桁から登録出来ます。何桁まで登録出来るのか調べたのですが、答えはちょっと見つかりませんでした。30桁ぐらいは余裕で登録出来ますが、そこまで長いと解除するのが苦痛になりそうです。
まぁ30桁は大袈裟だとしても、数字だけでなく大小の英文字、記号を合わせて最低でも10桁以上のパスコードにしておきたいものです。
と言うのも、iPhoneを無くした時に思うのです。中身を見られないようにパスコードはロングにしておくべきだったと。
目次
iPhoneを無くす!?
あなたも一緒に想像してみて下さい!
友人とお酒を飲みながら楽しい時間を過ごし、少し酔っ払いながらも家路に着いたあなた。早速着替えようといつも通りポケットの物を出し、服を脱ごうとした時に気づきます。
「あれ?携帯電話がない・・・!?」
そうです。あなたはどこかで携帯電話を無くしてしまったのです。
セキュリティソフトの「ノートン」で有名なシマンテック社がわざとスマホを置き忘れ、拾得者が届け出るかを調べたそうです。その結果、半数の人が持ち主に返そうとしましたが、全体の96%の人は端末内のデータを見ようとしたそうです。
参照元:シマンテックスマートフォンハニースティックプロジェクト(Symantec Smartphone Honey Stick Project)のご紹介 | Symantec Connect コミュニティ
つまり、スマホを落としても50%の確率で戻ってくるけど、96%の確率で中身を見ようとする人がいるという事です。
ここで先ほどのパスコードなのですが、簡単なパスコード(ショート)を設定していた場合は0000〜9999までの10000通りしかありません。つまり、10000回入力したら解除されてしまうということです。
厳密に言うと何回も入力を間違えると解除出来なくなったり、iPhone上のデータが全て消えたりといった方法があるので現実的ではないんですけどね。それでも解除される可能性は十分に高いということです。
どうです?想像しただけで怖くなりませんか?
大事な人を撮った画像、仕事やプライベートのスケジュール、メールやLINEでした友人とのやりとり、仕事のメモなんかが赤の他人に見られるのです。
悪意のある人であれば、TwitterやFacebookになりすましの投稿をするかもしれません。サングラスのレイバンじゃないですけどね。ぼくはゾッとしました。
iPhoneを使ってる方であれば、ロングのパスコードを設定することは簡単です。
ロックの解除は指認証を使えば良いし、パスコードを入力する機会なんて再起動後か、設定内容を変更する時ぐらいですからね。今直ぐにパスコードをロングに設定しましょう。
パスコードをロングにする方法
△【設定】アプリを立ち上げ、「Touch IDとパスコード」をタップします。
△するとパスコード入力を求められますので、間違えずに入力しましょう。
入力すると上画像の「簡単なパスコード」というところがあると思いますので、ここが画像のように白くなっていれば大丈夫です。
緑色になっていた場合はタップをして、ロングのパスコードを確認含めて2度入力すれば完了です。
まとめ
今回の記事は以前『読んだら忘れない読書術』この本を読んでわかった!なぜ読書が必要なのか?そして深く読む方法は?で紹介した、樺沢紫苑さんの『毎日90分でメール・ネット・SNSをすべて終わらせる99のシンプルな方法』という本を読んでいて思いつきました。
いつも肌身離さず持ち歩いているiPhoneが無くなったって考えただけで具合が悪くなるのは、きっとぼくだけじゃないと思います。
ただ電話をするだけの機械を持ち歩いているのではなく、大切な情報も一緒に持ち歩いていると考え、この機会に是非あなたもパスコードをロングに設定して下さい。
▽先ほど紹介した本はこちら
iPhoneを無くす前にこの本を読んで良かったと思ったぱすも(@jpasmo)でした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ