あなたは15分の空き時間が出来た時に喫茶店へ入って、その15分間を有意義に過ごすことが出来ますか?
ぼくは1時間の空き時間があれば喫茶店で過ごすことが出来ますが、この本を読むまでは15分の空き時間を過ごすことが出来ませんでした。
それはなぜか?
“15分でやれること”を常日頃から考えていなかったからです。
この本を読み、15分で出来ることの多さ。そしてどうやったら15分を有意義に過ごせるのかを学びました。
『15分あれば喫茶店に入りなさい』著者:齋藤孝
「15分」は仕事をするのに充分
スポーツの時間感覚で仕事や勉強に取り組めるのが喫茶店
スポーツの練習では、3分縄跳びをして1分休憩をして、また3分縄跳びをするといったように、細かい時間で濃密な練習をします。
この時間感覚を応用すれば、喫茶店でたくさんのことが出来ると言うのです。
ぼくの場合で考えると、ブログを書くのに1時間から2時間かかりますので、15分では書ききることは出来ません。
この時間感覚を変えると、1時間必要としたブログに対して、15分でやれることを考えることになります。
15分あれば、ブログの枠組み、タイトルぐらいまでは考えられそうです。
こんな感じで15分以上かかることに対して、15分でやれるように細分化するのです。
そうすると、まとまった時間がないから出来ない!って思ってたことが、細切れの15分を積み重ねることで達成できると考えられるようになりました。
懸案事項リストを作っておく
懸案事項というのは、
なにについて頭を使わなくてはいけないかがつねにリストアップされている状態
つまり、今の自分が何をやるべきなのか?どんな仕事を抱えていて、どんなことを考えなくてはいけないのか?が明確にわかっている状態です。
これは先ほどのやるべき事を細分化する習慣がついていれば、たとえ5分でも空き時間を有効に使うことができるのです。
常に今の自分の状況を把握し、何をやるべきなのかを自問自答することが大切です。
場所を選ばない
「どこでも勉強できる」「どこでも仕事ができる」というテクニックを身につけておきたいものです。
本書ではスキマ時間に喫茶店を利用する利点を教えてくれていますが、何も絶対に喫茶店でなければならない!訳ではないのです。
自分がスキマ時間を有効に使えるような状況を作り出すことができれば、それは喫茶店でなくても良いのです。
喫茶店が近くにあれば喫茶店に入れば良し。近くにない場合はそれと同じ環境を作れる場所に行けば良し。
1番大切なのは、自分が何をやりたいのか?そのためにどうしたら良いのかを考え、そのための準備を常にしておくことなんですね。
まとめ
ぼくはこの本を読む前から、常に読書が出来る準備はしていました。
具体的にはKindle(電子書籍)に読みたい本を用意しておくだけなんですけどね。
それともう一つ、いつでも文字や絵を描けるようにノート(トラベラーズノート)を肌身離さず持っています。
しかし、1番肝心な懸案事項リストは作成していませんでした。
Todoistに登録されてるタスクが懸案事項リストではありますが、それらをもっと細分化し、スキマ時間にやれる準備が必要だったんだと気付きました。
この本を読んで得たことは、ものスゴク当たり前のことだったのかもしれません。しかし、自分がどれだけ当たり前のことが出来ていなかったのかがよ〜くわかりました。
スキマ時間が欲しくてたまらないぱすも(@jpasmo)でした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ