「運」と聞くと、良いか悪いかを想像します。
良いか悪いかは「運」次第だから、自分ではどうすることも出来ないと思っていました。
でもそうではないことを、本書から学ぶことが出来ました。
この本を自分のバイブルとし、50通りある「運を引き寄せる方法」を身に付けた時、間違いなく「運が良くなる人」になれると感じました。
実際本書に書いてあることを実践している今、すでにぼくは「運を引き寄せる人」に近づけてる気がしてなりません。
最初から最後まで余すことなく参考になる本と、久しぶりに出会えた気がします。
「何でおれは運がないんだ!」「どうしてこんなにも運が悪いんだ!」なんて思うことがある人に、是非とも読んでみて欲しい本です。
「自分の運は悪くない」と思っている人は、この本を読むことでもっと「運を引き寄せる人」になれることでしょう。
『「運が良くなる人」と「運が悪くなる人」の習慣』
著者:横山信治
小学生の頃、落語家の笑福亭松鶴に入門し、最年少プロ落語家としてテレビ、ラジオ、劇場に多数出演。1982年日本信販㈱(現三菱東京UFJニコス)入社。営業成績全国最下位のダメ営業マンから、全国No1営業へ。
東証一部上場の金融グループにて、役員、社長を経て、2014年4月独立。株式会社オフィス・フォー・ユー代表取締役社長。【著者略歴より引用】
すぐに実践できる方法
本書には、50通りの「運を引き寄せる方法」が書かれています。
「運が悪くなる人」がどういう行動をしていて、「運が良くなる人」がどういう行動をしているのか、具体的な例と共に「良くなる」と「悪くなる」が書かれているので、非常に理解しやすいです。
さらに具体的な方法が書かれているので、ほとんどのことはすぐに実践出来ます。
しかしここで誤解してはいけないのが、すぐに実践出来ても、すぐに効果を感じられる訳ではありません。
もちろん人によっては、一つ実践することで「運が良くなった」気がすることはあると思います。その積み重ねも大切なんですけどね。
「運を引き寄せる人」になろうと思うなら、結果を焦ってはいけません。愚直に実践していくことが、一番の近道なのです。
50通りある「運を引き寄せる方法」の中で、ぼくがすぐに実践したことをご紹介します。
意図的に笑う
笑うことにより、今の状況は楽しいのだと脳は認識し、多少の悩みも軽減されます。ですから、自発的に笑うようにしてください。 【p23より引用】
「笑う」という行為は、面白いことや可笑しなことがあった時に、自然と出て来る行為ではあります。
これを意識してやることにより、面白いことや可笑しなことがあった時と近い状態に出来るのです。
スキップをするという表現をすると、暗い感情にはならないように、「笑う」という行為をすると、ネガティブに考えていたことも、ポジティブに考えられるようになっちゃうのです。
「そんなすぐに、気持ちの切り替えなんて出来ないよ!」って言う人がいると思います。ぼくも昔はそう思っていました。
それは誰しも同じです。だからこそ、意識的に「笑う」という行為をして、最初は無理やりにでも明るくするんです。
これなら今すぐにでも始められますよね。
あまり悩まない
悩み事や、心配事に押しつぶされそうになったら、悩み事を一つずつ紙に書き出して整理してみましょう。そこから、必ず光明が見えてきます。 【p31より引用】
悩みごとが出てきた時というのは、すぐにその悩みがどのくらいの量なのか、どのくらいの深刻度なのかはわかりません。
ハッキリとわからないがゆえに、量は大きく、とても深刻に感じてしまいます。
そんな時には紙とペンを取り出し、頭の中をグルグルと回っているその悩みを、とにかく書き出すのです。
箇条書きでも良いし、誰かに手紙を書くように書き出してみても良いです。
するとその悩みの量と、深刻度が明白になり、何もわからなかった時よりは、気持ちが軽くなるはずです。
以前から何事も書き出すことは習慣化していたので、この効果は本当に実感しています。
そして考えても仕方のないことは、あまり考えないようにし、悩まないようにしています。
相手が期待している以上のことをする
運に見放される人は、次のような人です。
- 言われたことしかしない
- 楽をして仕事をしようとする
- 続かないという性格を直さない
- すぐにふてくされる
「運が良くなる人」というのは、常日頃から相手が期待している、それ以上のことをやっているそうです。
逆に「運が悪くなる人」というのは、上記にあるように言われたこと、楽なことしかやらず、できない自分を直そうとしないのですね。
ぼくは上記4つの内で、3番目の「続かないという性格を直さない」というところで、ドキッとしてしまいました。
ブログ、ランニング、読書、日記、勉強などなど、色々と挑戦はよくするのですが、なかなか継続してやることが出来ていません。
ここを心に強く受け止め、「続かない性格」をしっかり直そうと決心しました。
まとめ
この本を読むまでは「運を引き寄せる方法」が本当にあるのか?!と疑っていました。
でも具体的な例を元に、こうやったら「運が逃げる」、こうやれば「運を引き寄せられる」というのが、よくわかりました。
確かに「運が逃げる」と書かれていることをやっている人は、はたから見てもツイてない人だなって思いますし、「運を引き寄せる」ことをやっている人は、スゴイな!ツイてるな!ってわかりますから。
ぼくもこの本を繰り返し読み、50通りある「運を引き寄せる方法」を身に付けます。
あなたも一緒にやってみませんか?
多少「運」が悪いことが起きても、動じなくなってきたBBQのマッキー(@jpasmo)でした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ