いわゆる成功者の話というのは、凡人のぼくには理解できないこともありますが、参考になることは多々あります。
でもあまりにかけ離れた話をされてしまっても、なんだか現実味がわかないのが正直なところです。
それとは対象的に、自分の身近にいる成功者の話というのも参考になり、自分にもやれそうなことがいっぱいあると気づかせてくれます。
今回ご紹介する本は、まさに身近に感じられる人の成功話集です。
成功しているビジネスマン10人(正確にはビジネスマン9人とビジネスウーマン1人)が、今の仕事、立場をどのように手に入れたのか、どういう考え方をもってやってきたのかを聞けるのです。
成功している人の話を直接聞くことはなかなか出来ませんが、こうやって書籍にてまとめてくれてあると、とてもわかりやすく参考になりますね。
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『仕事にやりがいを感じている人の働き方、考え方、生き方。』
著者:毛利 大一郎
著者は名古屋市にある、企業の採用や教育のお手伝いをしてる会社「株式会社R4」に勤務されている方で、主に企業の求人や広報に関わる広告を制作してるそうです。
そのためたくさんの人と話をする機会があり、その中でも特に印象に残っている十人の方のお話をまとめたのが本書です。
考え方
本書に書かれている十人の方も、似た部分はあれどそれぞれの考え方をもっています。
その中で、二人の方が同じことを言ってる部分があり、その言葉がとても心に突き刺さりました。
「今日と明日が、必ず同じ日にならないようにしよう。何かひとつでも変わろう。何かひとつでも学ぼう」
株式会社フーズサポートモリカ 安部僚 【p110より引用】昨日よりも今日、今日よりも明日、必ずうまくなってやろう。そんな向上心を持ち続けました。
株式会社名州電機 森田琢也 【p178より引用】
色んな自己啓発本にも書かれていることですが、自分を他人と比べないことですよね。比べても仕方がないと。
それよりも過去の自分と現在の自分を比べて、少しでも成長出来ていれば良いのです。
それをこのお二人も言ってらっしゃいますね。
毎日同じような仕事をしていても、昨日よりは少し早く出来るように努力する。それが積み重なって1年経てば、もの凄く早く出来るようになるのです。
今日一人の人に「ありがとう」を言ってもらえたら、明日は二人の人に「ありがとう」を言ってもらえるように努力する。これも積み重なれば、もの凄くたくさんの人に感謝される人になれるのです。
まとめ
- 人と人との“縁”を一番大切に考える人
- 責任感が強く何事にも逃げずに立ち向かう人
- 仕事を好きになることを大切に考える人
- 仕事を自分のプライドと考える人
- 人生の目的に向かっていくことでどんな仕事も楽しくやれる人
- 働くことで自分らしさを見つけた人
- 仕事をすることで自分の人生を見つめ、自分を育てていると考える人
- 仕事を義務ではなく、権利だと考える人
- 労働条件よりも、やりたい仕事が大切だと考える人
- 仕事以外でもやりがいを見いだせる人
このようにこの1冊を読むだけで、十人の考えを知ることが出来ます。
十人の人にアポイントをとり、スケジュールを合わせ、その人の考えをしっかり汲み取るというのは、なかなか骨の折れる作業だと思います。
しかし、それがこの本を手に取るだけで知ることが出来るのです。
自分の働き方、考え方、生き方に疑問がある人、他の人がどのように考えているのかを知りたい人にオススメの本です。
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尚今回の書評は、レビュープラスさんより献本を受けて書いております。
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[talk words=”自分の考えをしっかり持とうと思ったマッキーでした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ” avatarimg=”https://lifereformer.com/wp-content/uploads/2015/06/pasmo-e1434577383508.png”]