車をお持ちの方には『自動車税納税通知書』が届いた頃でしょうか?すでに納税済みの方もいるとは思いますが、納期限は6月1日までなので忘れずに納税しましょうね。
って、そんな納税する事を伝えたいのではなくて、今年(平成27年度)から一定年数を経過した自動車に課せられる税金が増えるのをご存知でしたか?
一定年数を経過した自動車というのは分かりやすく言うと、環境に良くない自動車の事ですね。去年までもそんな環境に良くない車は通常の金額にプラス10%の納税金額でしたが、それがさらに増えるという事なのです。
いったいどんな自動車の税金が増えるのか?さらにどのくらいの税金を支払う事になるのかをお伝えします!
一定年数を経過した自動車に課せられる自動車税はいくらになるのか?
どんな自動車が対象なの?
一定年数が経過した自動車というのは
- ディーゼル自動車の場合 → 平成16年3月31日までに新車新規登録を受けたもの(10年を超えるもの)
- ガソリン自動車・LPG自動車 → 平成14年3月31日までに新車新規登録を受けたもの(13年を超えるもの)
というのが対象自動車です。
東京都では独自のグリーン化税制の改正により、平成27年度から対象となる自動車の経過年数(新車新規登録)が10年から11年へと変更しました。
対象とはならない自動車としては、
- 電気自動車
- 天然ガス自動車
- メタノール自動車
- ガソリンハイブリッド自動車
- 一般乗合用バス
- スクールバス及び被けん引自動車
という6種類の自動車です。最近の主流であるガソリンハイブリッド自動車はやはり対象外ですね。
自家用車として使用しているガソリン車で、13年も愛用していると税金が高くなっちゃうって事なんですね。一つの物を大切に長い時間使用するのは、無駄なゴミが出なくて自然にも優しいと思ってましたけどね。自動車に関しては程々で乗り換えなさいよ!という事みたいです。
いくら税金が増えるの?
平成26年地方税法改正により、環境性能の良い自動車の軽減割合を拡充する一方、新車新規登録後、一定年数を経過した自動車の重課割合が引き上げられました。 引用元:東京都主税局
去年もこの環境に良くない車に対する重課(税金が増える)は実行されていて、平成26年度までは重課割合がおおむね10%でした。それが平成27年度からおおむね15%に引き上げられたという事です。
▽わかやすく表で表したのが以下です。これは乗用車(自家用車)の場合で、おおむね10%というのが平成26年度までの税金で、おおむね15%というのが今年(平成27年度)からの税金です。
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まとめ
一定年数を経過した自動車は、環境性能が悪いという事で税金が高くなってしまうなんてぼくは知りませんでした。あなたはご存知でしたか?
一つの物を大切に長く使うのが良い事だと考えていましたが、そうではない場合もあるんですね。
国民が納めるべき税金というのは毎年少しづつでも変化しているので、自分が納めるべき税金はいくらなのか?また節税する事は出来ないのか?常に新しい情報を仕入れてこれからもご紹介していきます!
税制が気になって仕方ないぱすも(@jpasmo)でした! 最後まで読んでくれてマハロ(`・ω・´)ゞ