冒頭に【堀江貴文の本音】というタイトルで「パッと読んで、気づいて、この本は捨ててしまう、くらいが、やっぱり一番いいと思う。」と書いてあった。
“Kindleにて778円の金額を出して購入し、パッと読んだだけで捨てられるぐらいの学びがある本なのか?”これがぼくの最初に思ったこと。
だからパッと読んで捨てるつもりになってサクッと読んだ。
サクッと読んだと言ってもななめ読みなどはせず、最初から最後まで一言一句残さず読んだ。それだけ面白く、学びのある本でした。
『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』著者:堀江貴文
他人のことは「ほうっておけ」
他の人はどうか知らないが、ぼくは他人の目が気なる。たぶん同じような人が多いからこんな言葉が出たのだろう。
他人が誰を嫌おうと、何を考えようと、それはあなたの人生にはかかわりのないことだ。
確かにおっしゃる通りなんだが、それがなかなか出来ない。やはり気になってしまう。
「相手が自分をどう思っているのか」なんてことにかかわりあって、自分の人生がなおざりになるなんて、本当にもったいないと思う。
至極当然である。他人を気にして、自分の人生がなおざりになるなんて、まっぴらごめんだ。そう考えたら、他人の目なんか気にしてる場合ではない!って思えてきた。
ちょっと話はズレるかもしれないが、ぼくはこのブログのことと重ねて考えた。
“こんな事を書いたら、あの人にどう思われてしまうんだろう?こんな言い方をしたら、怒られてしまうかもしれないな。”ぼくはこんなことを考え、ブログに書こうと思ったのに止めてしまったことが多々あった。
結局はこれも同じことなんだと思った。他人の目を気にして書きたいことを書かずにいれば、自分がもっと文章力や表現力で成長できたかもしれないのに、それをやめてしまっていたんだと。
一皮むけるためにも、もう他人の目を気にし過ぎるのをやめると決めた。
やってみないと、「自信」はつかない
やってみたこともない、初めてのことに自信などない。それは誰しも同じだと思う。
これを逆に考えればわかることだが、自信がなければとにかくやってみるしかないってこと。
これはこの本を読む前からわかっていたことだが、やってみた結果がダメだった場合、ついつい上手にやれている人と比べてしまっていた。
「あの人はあんなにも上手に出来ているのに自分には出来ない。」そう考えると、自信をつけるつもりでやったことがアダとなり、逆に自信喪失してしまう。
もともと自信のないことをやったのだから、自信を喪失してしまったのは、挑戦した事以外に関しても自信を喪失してしまうことになるのだ。
なんでもうまくこなせる人間と比較して落ち込むのは無意味なことだ。ここで比べるべきは、過去の自分
「あ、なるほど。そうだよね〜。」ここを読んで思わず言ってしまった一言。
ここでも結局他人の目を気にしていたんだって気づいた。他人を比較して自分の人生がまたダメになるとこだった。危ない危ない。
ちょっと余談ではあるが、この一文を読んでぼくが思ったのが、過去の自分と比較するためには、やはり今続けているライフログを残すってことが大切だと思った。うん。ここでもまた一つの気づきがあった。
人のやっていることを徹底的に真似し、改善する
自分がやったこともないことに挑戦しようとした場合、どうすることが最善なのか?それについての答えは
面白い企画を立ち上げて、大勢の人を巻き込んでいる、うまい人の真似をすればよいだけだ。
堀江さんであれば何でも知っていそうだけど、やはり最初から全てを知ってるわけではないし、誰かの真似から始めるってのは納得。
ここで面白いと思ったのは、先ほどまで他人の目を気にしないようにしていたけど、ここでは他人を利用しようとしていること。
つまり他人の目は気にせず、自分が良いと思ったことをやってる人をとことん真似すれば良いのだ。
もちろん他人の真似をしているだけでは自分の力にはならない。真似をした後に、そこから自分なりの工夫、改善をすることが必要となる。
まとめ
ぼくは堀江さんの本をいくつか読んでいますが、毎回納得出来る部分と、そうではない部分がありました。
今回の本も受け入れられない部分(結婚や家庭に対する考え方)はありましたが、かなり心に突き刺さる言葉が多かったです。
結果として“パッと読んで、気づいて、捨ててしまうつもりでサクッと読んだ!”のに、気づきが多くて全然捨ててしまおうって気にはなれませんでした。
ちょっと自分に迷いのある人や、今やってることに自信がないんだよなって人にオススメの本でした。
他人の目を気にせず、過去の自分と戦うぱすも(@jpasmo)でした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ