やせたい。お腹についてしまった余分な脂肪と早くおさらばしたい。もう何年もそう願っています。
ぼくは5年ほど前からランニングを始めていますが、お腹の脂肪はず〜〜〜っとついたままです。とっても仲良しでいつも一緒。
そんなお腹の脂肪とお別れしたいと思い、この本を手に取りました。
感想を先にお伝えすると、この本を読んで今の自分に足りない部分、そしてこれからはどのように走るのが効果的なのかがわかりました。
しかしそれと同時に、衝撃の事実を知ることにもなりました。
わき腹の脂肪は・・・
目次
『世界一やせる走り方』
著者:中野ジェームズ修一
著者はフィジカルトレーナー・フィットネスモチベーターという肩書の持ち主です。なかなか聞き慣れない肩書ですよね。
わかりやすく言うと、メンタルとフィジカルの両面を指導できるスポーツトレーナーということらしいです。
卓球女子日本代表の福原愛選手や大学駅伝部のトレーナーも務めつつ、講演会なども全国で精力的に行っているそうです。
やせるために必要な3つのステージ
「世界一やせる走り方」には3つのステージがあり、このステージを段階的にクリアしていくことで、やせる体となっていくのです。
- まず“一歩を踏み出す”
- 次が“習慣化する”
- そして“今の体に脂肪を落とす刺激を与える”
上記3つがやせるために必要なステージです。
それぞれのステージがなぜ必要なのか?どうのようにやっていけば良いのか?結果どうなるのか?とてもわかりやすく説明してくれています。
やせるのになぜ有酸素運動が効果的なのか?
やせるためには有酸素運動をやらなくちゃダメだよ!って話は良く聞く話ですよね。
でもぼくには、なぜ有酸素運動がやせるのに効果的なのかを知りませんでした。
その理由とは
ゆっくり走れば体の中にある糖質と脂質の使われる割合は五分五分程度なのに、いわゆる“ダッシュ”などをすると脂質の使われる率はなんと10%程度にまで激減。これが「無酸素運動より有酸素運動のうほうが体脂肪は燃える」と言われる理由です。
p31より引用
これ知ってましたか?
この理由のため、ダッシュする無酸素運動より、ゆっくり走るランニングや、のんびり泳ぐスイミングがやせるのには良いと言われてるんです。
「何時に走ると、いちばんやせられますか?」
本書の中では、著者がクライアントから受けた質問と、それに答える形で説明をしてくれています。
この「何時に走ると、いちばんやせられますか?」という質問はぼくもすごく気になっていたところでした。
そしてその答えを少し紹介させてもらうと
「あなたがいちばん続けやすい時間帯」です。時間帯の制約を設けず、自分のライフスタイルに合ったタイミングを見つけるのが「世界一やせる走り方」を継続する秘訣です。
p78より引用
どうです?この答え。なんとも秀逸で至極当然なことですよね。
テレビなどで夕方走る方が脂肪を燃焼しやすいとか、朝の方がエネルギーの枯渇してる状態で走れるから脂肪を燃焼しやすいなどなど色んな話がありますが、結局のところ一番大切なのは、自分が一番続けやすい時間帯を選ぶことなんです。
結婚前のぼくは仕事から帰って夕飯前にランニングをしていましたが、今では帰宅してすぐに息子とお風呂に入りたいので、仕事に行く前の朝に走っています。
今では平日の朝に走る!雨が降ったら本を読む!週末は少し長めに走る!と決めたので、早起き&朝のランニングが習慣化されています。
まとめ
本書に書いてある内容は、特に難しいことは書かれていません。
効率良く走ることを続ける方法が具体的に書かれており、それ以外にもやせるための食事や筋トレについても書かれています。
これもかなりたくさんのクライアントを相手に指導してきたから言える言葉だと思いました。
「ダイエットしたい」とか、「もっと効率良く走りたい」などと考えている人にお勧めの本です。
衝撃の事実とは・・・
最後にぼくが本書を読んで知った、衝撃の事実を紹介しましょう。
それは
わき腹の脂肪が気になる人は、男性で8%以下、女性は17%以下まで体脂肪率を下げないと、なくすのは難しい。
p156より引用
ということです。
体脂肪率18.8%のぼくは、まだまだお腹の脂肪とお別れできそうにはありませんね・・・(涙)
△【Kindle Unlimited】対象の本です。
以上、『世界一やせる走り方』のご紹介でした。
いつの日かポッコリお腹とお別れするのが夢なぱすも(@jpasmo)でした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ