他の人はどうかわからないのですが、ぼくは1年間使う手帳は前年の12月中には用意し、その手帳を1年間使い続けるべきだと思っていました。
そして手帳の他にノートは何冊も同時に使ったとしても、手帳だけは1年に1冊しか使ってはいけない物のように考えていました。
その理由はぼく自信ハッキリわからないのですが、まぁライフログが色んなところに書いてあるよりも、1ヶ所に書いて一元管理するのが1番良いと思っていたからです。
今回ご紹介する本は、ぼくの誰に言われたわけでもない【1年に手帳は1冊だけ】という訳もわからない概念を、気持ち良くくつがえしてくれました。
この本は手帳、ノートの具体的な使い方がいくつも紹介されており、それらはどれも実用的です。
まだ手帳の書き方に迷っている人、今の書き方に満足していない人に是非ともオススメしたい本です。
目次
『まずは、書いてみる』
著者:藍玉
藍玉さんは藍玉スタイルというブログを運営している方で、このブログにて手帳・ノートの使い方を紹介していた結果、今回の本を出版されるに至ったようです。
テレビにラジオ、雑誌とたくさんのメディアに出演されている凄い方なんですね。恥ずかしながらぼくは藍玉スタイルというブログを知らなかったので、これから過去記事もさかのぼって読ませていただきます。
具体的な手帳使用例
本書には実用的な使用例がたくさん書いてあり、その中には既に実践していることも多々ありましたが、これから始めてみようと思う内容もいくつかありました。
《ビジネス書は要点をまとめてアーカイブ化する》
ぼくがビジネス書を読む時は、気になったところに付箋を貼って、一通り読み終わったら付箋を付けたところを集中的に読み返し、ウェブ上で使えるアウトライナーのWorkflowyにまとめています。
全ての本ではありませんが、だいたいの本は今回のように書評記事としてブログに書いています。
このブログに書くことで、良いと思った内容を頭に定着させることが出来るのです。
しかし、本書に書いてあった
「ビジネス書や自己啓発書は、読むだけで満足してしまい、行動に移せていないことに気づきました。」 【p85より引用】
この一文に自分もハッとさせられました。
ぼくの場合は読み終わった後に良かった内容をまとめ、それをブログに書くことで一度はアウトプットするという行動をしています。
しかし、結局その一度だけで終わってることが多いんじゃないか?って思ったんです。
そこで本書に書いてあった《ビジネス書は要点をまとめてアーカイブ化する》という、手帳にまとめておく方法をやってみようと思いました。
手帳はいつも持ち歩いていますので、読んだ本の良い部分だけを何度も読み返すことが出来るのです。
《目標は100個!夢や目標は書けば書くほど叶いやすい》
これは以前ぼくもブログで紹介した、【人生の100のリスト】と同じ内容です。
【参考】これをやらずには死ねない!!って事は何かを考え【人生の100のリスト】を作り直したぞ!
しかしぼくの場合はその【人生の100のリスト】をブログに書きWorkflowyにも残しているのですが、イマイチ効果を感じられませんでした。
その原因はなぜなのか、本書を読んでわかりました。それは見返す機会が少ないこと、そして手書きで書いていないことが原因だとわかりました。
原因がわかったので、早速ライフログ用のほぼ日手帳とは別にいつも必ず持ち歩いているトラベラーズノートの、メモ書きとは別のリフィルに書くことにしました。
これでいつでも暇があれば簡単に読み返すことが出来ますし、追加していくことも簡単になりました。
ToDoリスト専用の手帳を作ってみる
この実用例で藍玉さんの息子さんが、実際に使っている手帳のToDoリスト写真が載っています。
ウィークリータイプの手帳をTodoリスト専用として使うというやり方なのですが、【1年に手帳は1冊だけ】という概念をもっていたぼくには目からウロコでした。
確かにウィークリータイプの手帳はToDoリストとして使いやすいし、1日1ページある手帳と比べると持ち歩きやすいですからね。スゴく効果的な手帳の使い方だと思いました。
まとめ
ウィークリータイプの手帳を“ToDoリスト専用として使う”方法以外にも、“体調管理を記録するだけに手帳を使う”って方法も書いてありました。
確かに全ての情報、ライフログを一つの手帳に書かなくてはいけないなんて決まりはありませんし、内容によっては手帳を分けた方が効果的に使えるというのを知りました。
知ってしまうと当たり前のように考えられるのですが、なにしろぼくは【1年に手帳は1冊だけ】という概念を長い期間持ち続けていたので、本当にビックリしました。
最後に序章に書かれていた一文を紹介します。
仕事を管理するための手帳の使い方については、世の中にたくさんアイデアがあります。でも大切なのは、自分に合っているかどうか。そのすべてを取り入れようとしなくてもいいのです。 【p15より引用】
この一文は最近になってよくわかるのですが、手帳もノートも決められた使い方なんてありません。
自分が使いやすい方法で、気持ちよく使うのが1番だと思います。
その使いやすく、さらに気持ちよく使う方法の参考例がたくさん書いてあるのが本書なんです。
手帳、ノートの書き方に迷っている方は是非参考にしてみて下さい。
以上、手帳を書くのを楽しくさせてくれた本『まずは、書いてみる』のご紹介でした。 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ
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