あれもこれもとやらなきゃな〜って、頭の中だけで考えていても一向に終わらない。
タスク管理アプリをいくつも使い、カレンダーで実行時間を確保してもなかなか上手くいかない。
そして1日の終わりに、「自分は今日何がやれただろうか?」と振り返ってみると、いくつかやれたことがあってもイマイチパッとしない。
「これをやるより、先にあっちをやれば良かった!」なんて思ってしまう。
つい先日までのぼくが、こんな感じでした。
そんなぼくが100年前からある、基本中の基本でもある『アイビー・リー・メソッド』を試したところ、今のぼくにはピッタリのメソッドで、毎日の達成感をスゴく感じられるようになったのです。
あなたも「何を今さら!」と思うかもしれませんが、やはり基本に忠実になってやるのが1番の成長方法かもしれませんよ!
『アイビー・リー・メソッド』 のやり方と効果
『アイビー・リー・メソッド』 を始めたキッカケ
ぼくが今さらになって『アイビー・リー・メソッド』を始めたキッカケは、メンタリストDaigoさんの『自分を操る 超集中力』という本を再読したのがキッカケです。
書評記事を書いたのがもう2年以上前なので、最初に読んだのはもうずいぶん前になります。
しかし最近になって、AmazonのAudibleというオーディオブックの1ヶ月体験があってそれに登録したところ、この本が無料だったので聴いてみました。
参考
AudibleAudible
すると2年前にはスルーしていたところが、耳に留まったのです。
それが今回ご紹介の『アイビー・リー・メソッド』です。
Audibleで聴き終えた後に、すぐ自宅の本棚からこの本を出して再読し、改めてこのメソッドを実行してみました。
するとスゴい達成感を味わえることに気がついたんです!
『アイビー・リー・メソッド』 とは?
本には
「これはやるべき行動を絞り込んでいくToDoリストの一種」P238より
と書いてありました。
また「やることリストづくり」の元祖とも書いてあります。
やり方はいたって簡単。
- 紙に「明日やるべきこと」を6つ、メモする
- その6項目を重要だと思われる順に1,2,3,4,5,6と番号を振る
- 翌日、このメモの順番に従って仕事を進める
- もし全部できなかったら、悔やむことなく忘れる
- その後、明日のための6つの項目を新しくメモする
- 1〜5を丁寧に繰り返す
以上です。
ぼくは1番の「明日やるべきこと」は6つ以上出てしまっても、その時はそのままメモに書いてしまいます。
そしてその後で順番を振った時に、6番以降のタスクを削除してしまいます。
このメソッドで絶対に守るべきポイントが1つあり、それは必ず順番通りにタスクを実行していくことです。
1番が終わるまでは、2番をやることはできません。
2番が終われば、3番を始めるといった具合です。
この順番を守ることが、とても重要となります。
効果を感じる時
ぼくがスゴく効果を感じたのは、日次レビューを行った時です。
ある時は1番から5番までやれて、自分ながらによく頑張ったな!と感じられる時もあれば、1番しかやれない時もありました。
しかしその1番しかやれなかった時でさえも、1番に決めたことをやれたことで、自分の夢に近づいているという実感を感じることが出来たのです。
まとめ
このメソッドは自分に叶えたい夢がある時、より効果を発揮するようです。
順番を振ることで、今の自分に何が1番大切なのか?何を1番にやるべきなのか?そのことがハッキリとします。
この順番を振る時は、自分の心に対して素直になってから、やってみて下さい。
本当に素直になれた時は、順番を振るのに時間はかからずできるはずです。
やろうと考えていることが、なかなか進まずイライラしている方は、是非一度このメソッドを試してみて下さい。
▼今回参考にした本はこちら