最近のぼくは朝5時半までに起きるのが習慣化されており、お酒を飲み過ぎたり夜更かししなければ、週末でもだいたい同じ時間に目が覚めます。
それはずっと昔からそうだったわけではなく、朝しか自分一人の時間がないとわかった時から、努力して早起きするようになりました。
努力といっても、辛かったのは最初だけ。
自分にとって何が原因で早起きできないのか?どこをどう修正すれば良いのか?がわかったら、後は実践するだけでした。
今回はそんな昔のぼくのように、早起きしたいけどなかなか実現できない!どうしても朝は早く起きられない!という方に、オススメのPDCAをご紹介します。
早起きしたい人にオススメのPDCA
早起きするために必要なPDCAとは?
まずPDCAとはPLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(検証・評価)、ACTION(改善)の頭文字をとった、ビジネス手法のことです。
そのビジネス手法を、《早起きする》といったゴールを達成するために使う場合にはどうなるのか?
ザックリとした流れは、下記の通りです。
ここから細かく説明していきますね。
まずは記録から始める
PDCAの最初にはPのPLANがあるのですが、まずは現状がどうなっているのか?がわからないことにはPLAN(仮説)を立てることもできません。
《早起きする》という行動の前に、今自分がどういった生活をしているのか、現状を把握するための記録を取っていきましょう。
朝10時に起きていて、それを7時に起きたいと考えているのか?
それとも朝7時に起きている現状から、朝5時起きに修正したいと考えているのか?
同じ早起きでも、人によって起きる時間が違いますよね。
そこで自分は毎日何時に起きているのか?を記録に残します。
1週間ほどの記録が取れれば、最初のPLANを立てるのには十分だと思います。
しかしここでの注意点を一つ!
それは1週間記録を残すのは、【起きた時間】だけでは不十分です。
《早起きする》という行動に関係するであろう記録を、全て取ることが大切です。
人それぞれ関係する記録が違いますが、ぼくの場合は以下の通りでした。
- 何時に起きているか?
- 昼間に何杯のコーヒーを飲んだか?
- 最後に飲んだコーヒーは何時だったか?
- 帰宅時間は何時か?
- 夕飯の時間は何時か?
- お風呂に入る時間は何時か?
- 夕飯後から就寝までに何をしているか?
- 何時に寝ているか?
これらの記録を取ることで、最初のPLAN(仮説)を立てることが可能となります。
記録からPLAN(仮説)を立てる
1週間の記録が取れたら、PLAN(仮説)を立てましょう。
平均起床時間がわかったら、後何分早く起きたいのか?が明確にわかりますので、その【何分か?】があなたにとってのゴール(目標)となります。
そしてそのゴールを達成するためには、普段生活しているどこの部分を修正すれば良いのか?を考えます。
- コーヒーを飲む量を減らすのか?
- コーヒーを遅い時間に飲まないようにするのか?
- 今よりも早く帰宅できるようにするのか?
- 夕飯の時間を早めてみるのか?
- お風呂に入る時間を早めるのか、逆に遅くするのか?
- 就寝までにやっていることを変えてみるのか?
- 就寝時間を早めてみるのか?
どの方法を実行すれば、ゴールを達成できるのかはわかりません。
そのため「ここでこれをやってみたら良いんじゃないか?」という仮説を立てるのです。
あれもこれもと一度にやってみようとすると無理が出て継続できませんし、その仮説が正解だったのかどうかの検証もできません。
焦らず1つ、多くても2つまでに決めてやってみることをオススメします。
そして仮説を立てたらすぐに実行し、またしっかりと記録を残しておきましょう。
実行記録から検証、そして継続か改善
仮説をもとに実行したら、その仮説が正解だったのか、それともあまり効果がなかったのか?を検証する必要があります。
実行結果(事実)をもとに、理想の時間に起きられるようになったのか、少し早く起きられるようになったのか、それとも全然早く起きられないのか、検証するのです。
検証した結果、仮説が合っていて結果につながるようだったら、そのまま継続してやってみましょう。
あまりにも結果に出ず、仮説が間違っているようだったら、違う仮説を実行する必要があります。
検証した結果に自信が持てないという時は、焦らずに、自信が持てるまで最初の仮説を継続して、実行結果の記録を取り続けることも大切です。
この仮説をもとに実行し記録を取り、記録をもとに検証し、継続または改善の方法を考えるというPDCAサイクルを繰り返していけば、やがてあなたにとって最適な早起き方法が見つかることでしょう。
まとめ
早起きという結果は、何かしらの仮説を続けていたら、必ず達成できます。
それまでは『とにかく記録を残すこと』に注力して下さい。
記録を残すことで、早起きできない原因が見えてくるというのは、逆に言えば記録を残さなければ、早起きするための方法は見えないのです。
やみくもに行動して結果が出たとしても、記録がなければ再現することは不可能です。
この仮説通りに実行したら早起きできるようになったんだけど、また気がつけば起きられなくなっていた。
そんな風になったとしても、記録が残っていればすぐに何をやれば早起きできるのか?方法がすぐに見つかるはずです。
なかなか早起き出来ずに悩んでいた方は、是非一度今回の方法を試してみて下さい。
BBQ大好きマッキー