ゴールが決まっていないマラソン大会はありません。
かならずゴール地点は決まっており、そこに向かって走るのです。
PDCAというビジネス手法は、サイクルであるために一見ゴールがないように見えますが、しっかりとゴールがあります。
ゴールが定まっていないPDCAは、回し続けることが出来ません。
最近になってPDCAを勉強し始め、やっと何となくやり方がわかってきたぼくですが、ゴールをしっかりと定めなければ、PDCAは全然回らないことに気が付きました。
PDCAを回すには、まず明確なゴールを定める!
PDCAとは
まずPDCAとは、PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(検証・評価)、ACTION(改善)の頭文字をとった、ビジネス手法です。
計画をして、それを実行する。実行したらその結果がどうだったのか?どんな気づきがあったのかを評価し、より良い結果を出すために改善案を出し、また計画するというサイクルです。
PDCAに関連する本はいくつも出ているので、気になった方は是非読んでみて下さい。
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PDCAにゴール?
PDCAというサイクルには、ゴールという項目がありません。
しかしPDCAを回していくためには、ゴールが必ず必要となります。
マラソン大会でスタートしたのに、ゴールがどこなのかわからない。というレースはありませんよね?(隠れてる場合はあるかもしれませんけど、ゴールは必ず存在します)
それと同じことで、ゴールという自分が目指すべきところをハッキリさせておかないと、PDCAは継続出来ないんです。
ダイエットでPDCAを利用した場合
例えば「食事制限をしてダイエットをする」というのを、PDCAで回したとします。
この場合のPLANは「1日のカロリーを2,000kcalに抑える」として、毎日DO(実行)します。
1週間後にCHECK(評価)した時に、体重が1kg減っていた。この方法は良さそうだ!ということになります。
となると、ACTION(改善案)としては、「もっとカロリーを減らす」や、「この方法を継続する」という案が出て、PLANを少し変更するか、そのままの状態でまたDOに入ります。
この方法だと、一見PDCAが回っているように見えますよね。実際1周は周りましたし。
でもこのPDCAは「食事制限をしてダイエットをする」という曖昧な目標(ゴール)で初めているので、どこまでダイエットするのかわかりません。
自分が着たい洋服が着れるまでダイエットするのか、5kg減量出来るまでダイエットするのか、明確にしておかなければ、いつまで続ければ良いのかわからないのです。
いつまでやれば良いのかわかないことほど、やり続けるのが難しいことはありません。間違いなくモチベーションは保てません。
ゴールが明確になってると、PDCAをやっている意味がわかり、結果モチベーションが続き、PDCAは明確なゴールまで続けることが出来るのです。
まとめ
今回はダイエットを例に出してお話しましたが、ぼくの場合はタスク管理や夢、仕事についてとにかくPDCAを回した結果、ゴールを明確にしていなかったために、途中リタイアということが何度かありました。
なぜPDCAを回すのか?なぜPDCAが必要なのか?ここをハッキリさせておくと、PDCAのCHECK(評価)することが楽しくなり、ACTION(改善案)もどんどん出てきて、PDCAのサイクルもどんどんと早くなり、あっという間に目標を達成出来たという経験もしております。
なんとなくPDCAというビジネス手法を使って、何かやってみたいんだよな〜と考えてる人は、まず自分が何をやりたいのか?何を出来るようになりたいのか?を書き出すなりして、ハッキリさせてみて下さい。
すると「これを達成させるためには、こんな計画が必要だな。」「これをやれば達成出来そうだ。」というPLANが浮かんできます。
それを実行に移し、成功すればなぜ成功したのか?失敗したならなぜ失敗したのか?というCHECKをする。
ACTION(改善案)が出ればそれをPLANとすれば良いし、出なければ継続してもう一度同じPLANを実行するというサイクルでも良いのです。
PDCAで何かを達成したいと考えたら、まずは自分のゴールを明確にしてみて下さいね。
[talk words=”PDCAの面白さにどっぷりとハマっているBBQプランナーのマッキーでした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ メルマガ登録も宜しくね!” avatarimg=”https://lifereformer.com/wp-content/uploads/2015/06/pasmo-e1434577383508.png”]