先日『読んだら忘れない読書術』の著者である樺沢紫苑さんが、講師をされるというセミナーに参加してきました。
樺沢紫苑さんの本についてはこちら『読んだら忘れない読書術』この本を読んでわかった!なぜ読書が必要なのか?そして深く読む方法は?でご紹介させていただいてますが、ぼくにとってかなりの良書であり、読書術のバイブル本となっています。
そんなバイブル本の著者である樺沢さんのセミナーですが、樺沢さん自身も言っていたとおり、セミナー内容の90%は本に書いてあることでした。
それでも、実際に本を書いた著者の口から話を聞けたというのは、自分にとってとても大きな経験となり、樺沢さんの教える読書術を習得するのにかなり近づけた気がします。
樺沢紫苑先生に学ぶ!『読んだら忘れない読書術』
セミナー概要
日時:2015年9月15日 19:00〜21:00
場所:ビジョンセンター日本橋
参加費:5,400円
何のために読むのか?
本を買う為にお金を使い、そこから限りある時間を使って読書をする。
図書館で本を借りてくればお金は節約出来ますが、時間だけはどうしようもありません。
ではあなたの大切な時間を使ってまで読書をするのはなぜでしょうか?
まず最初に、読んだら忘れない読書術の大切な部分がそこです。何のために本を読むのか?を明確にすることです。
ある問題について答えがわからないから本を読む。これからどうしていったら良いのか迷っているから本を読む。または一人の時間を楽しむために本を読むというのも立派な理由の一つになると思います。
理由は何でも良いのです。まずは何のためにその本を読むのか?これを明確にすることで、その本から学ぼうとする体制が出来ます。
学ぼうとする体制が出来ていれば、例えその本で答えがで出なくとも、なぜ答えが出なかったのか?を考えることで読書に使った時間は決して無駄にはなりません。
とにかくアウトプットする!
本の中でも樺沢さんは何度も言っていましたが、本の内容を覚える為にはとにかくアウトプットすることです。
本を読んでいて学びがあったら、そこにラインを引くだけでもアウトプットの一つだと樺沢さんは言います。
次に本の一文に自分の意見を付け加えて、SNSなどに投稿することです。
独り言ではなく、誰かが読む可能性のあるSNSに投稿するには、しっかりと本の伝えたいことを理解しなくては自分の意見も言えません。
本の著者が言いたいことを理解しようとすることで、その本の内容を頭に印象付け、記憶に残せるようになるのです。
読みたいところから読む習慣を付ける!
世の中には「速読」と呼ばれる本を早く読む方法があるようです。ぼくは「速読」に関して興味がないので読んだことがないのですが。
樺沢さんは「速読」よりも1冊を深く読む「深読」をオススメしています。詳しくは『読んだら忘れない読書術』を読んで下さい。
そんな「深読」をオススメしている樺沢さんでも、1年に300冊を読むペースを維持しようとするとどうしても早く読まなくてはなりません。
「速読」ではないけれど、1冊の本から早く深く知識を得る為に必要なことが、読みたいと思った本をすぐに読み始め、なおかつ読みたいところから読むということです。
この理由についてもしっかりと説明してくれましたが、簡潔に言うとその方が最初から最後までをじっくり読むよりも、頭に記憶にされ忘れにくくなるということです。
まとめ
今まで何となくただ読書をしてきただけのぼくには、『読んだら忘れない読書術』という本はなくてはならない読書術の教科書となっています。
そしてそれを書いた著者から実際にお話しを聞けたことで、より一層忘れない読書術を身につける準備が出来ました。
後は実践あるのみです!
自分が良いと思った本の著者に会うことが、これほどまでに自分のためになるとは思いませんでした。
あなたも素敵な本に出会えたら、是非その著者に会いに行ってみて下さい。
著者本人から話を聞けると読んで終わっただけの時よりも、数倍その知識を吸収できると思います。
▽ぼくが読んでオススメの本はこちら
樺沢さんと握手が出来て嬉しかったぱすも(@jpasmo)でした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ