愛することに疲れたみたい 嫌いになったわけじゃない
北海道の大物アーティストが歌う、昭和の名曲を口ずさんでしまう。そんな気分です。
なぜこんな悲しい気分になってしまったのか?それは先日発表されたEvernoteのプライバシーポリシーの変更です。
Evernoteが機械学習テクノロジーを利用できるようにするため、特定のスタッフがノートを自由に見ることがあるという変更報告をしました。
結果としてはプライバシーの侵害と考えるユーザーが多く、その反応をみたEvernoteがプライバシーポリシーの変更を中止にしました。
しかし中止にしたと言っても、本当のところはどうなのかわかりません。見ているのかもしれない。今後はそうなるかもしれない。そんな不安が残るようになってしまいました。
6年も付き合ってきたEvernoteとこんな形でさよならするのは寂しいのですが、ぼくはEvernoteの使い方を考え直し、利用頻度を下げるという選択をしました。
Evernoteの使い方を考え直す
現状でEvernoteをどのように使っているか?
まず自分は無料のベーシック版ではなく、年会費5,200円のプレミアムプランを利用しています。(2017年10月29日まで)
そしてEvernoteを1番使うのは、毎朝の手帳を記入する時です。
Evernoteと連携しているアプリから自動で作成されるノート、他には体重測定やお金の支出金額や用途など自分で入力したメモなど、全てEvernoteに集まるよう設定してありますので、それらを見る朝がEvernoteを1番よく使う時です。
他には毎週月曜日の朝に必ず見るようにしている『忘れるなメモ』というノート。これを見る時にEvernoteを使います。
【関連】【Evernote】「忘れるなメモ」というノートをオススメします!
その他では、未だに覚えられない住所と郵便番号を確認する時、各種パスワードが書いてあるノートを見る時、仕事関係の内容が書かれているノートを見る時、奥さんと共有しているノートを更新する時。
これらがEvernoteを使う時であり、必要とする時です。
どんなアプリやサービスと連携しているか?
Evernoteと連携しているアプリやサービスはたくさんあり過ぎて全部を把握しきれていないのですが、思いつく限り書き出してみました。
- iPhoneアプリでは
- SmartEver
- えばろぐ
- FastEverSnap
- PostEver
- たすくま
- Reeder
- その他のサービスでは
これらが思い浮かびました。どれもほぼ毎日使っていますね。
たすくまはログの保存先としてEvernoteと連携しています。同じくReederも気になった記事をストックしておく場所としてEvernoteを連携させています。
今この瞬間にEvernoteのデータが全て消えたとしたら、何が困る?いつ困る?
次に、今この瞬間にEvernoteのデータが全て消えたとしたら、何がいつ困るのかを考えてみました。
すると『忘れるなメモ』という先程紹介したノート、パスワードが記載されているノート、この2つが真っ先に思い浮かびました。
逆に考えると、この2つのノート以外が今すぐ失くなったとしても、そんなに困らないことに気が付きました。
ではどうしたら良いか?
この答えは至極簡単ですよね。アナログのノートに書き写しておくだけで良いのです。
めちゃくちゃ簡単に解決してしまいました。
ぼくにとって一生使い続けたいサービスだと思っていたのに、こんなに簡単にやめられるものだったなんて自分でも驚きです。
でも使うのをやめたくない理由
今すぐ失ったら困るノートは2つだけだったのですが、それでもやはりEvernoteの利用を完全にやめたくない理由が一つあります。
それはAppleWatchで音声入力したメモの保存先をEvernoteにしているからなのです!
【関連】AppleWatchでメモをするのに最適なアプリはメッセージアプリ?これでウォーキング中も入浴中でもメモできちゃいますよ!
いつでもどこでもメモ出来るツールとしてAppleWatchは最高のデバイスなんですが、メモした後のことを考えるとEvernoteとの連携が1番都合良いんですよね。
しかも、AppleWatchで音声入力したメモはメールにてEvernoteへ送っているので、このメール受信機能を使おうとすると無料のベーシック版では利用出来ないんです。
ただこの機能のためだけに、これから先もEvernoteの有料ユーザーになるのは違う気がするのです。
まとめ
Evernoteの使い方を考え直した時、本当に必要なノートは2つしかないことがわかりましたので、今すぐEvernoteの利用を止めても良いように、アナログノートに書き写しておくことを決めました。
ただ、完全に使うのを止めるのはかなり都合が悪いので、来年の10月29日までは有料会員として既に年会費を支払っているためそのまま使います。
その後は無料のベーシックプランで使い続ける予定です。
いつ止めても良いように準備をしておくことが大切なこと、絶対に必要だと思っていたEvernoteは今の自分にそこまで必要なサービスではなかったことがわかったので良かったです。
Evernoteに依存している人は、ぼくと同じように少し考え直してみるのも良いかもしれませんよ。
以上、Evernoteのプライベートポリシー変更発表を受けて、Evernoteの使い方を考え直したぱすも(@jpasmo)でした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ