あなたは自分の才能に気がついていますか?
ぼくは長い間自分の才能に気付けず、色んな本を読んだり、セミナーに行ったりなどして、自分の才能を探し続けていました。
そんなぼくは去年の終わり頃から自分の才能に気が付き始め、今年の春頃からはその才能に確信を持ち、その才能を活かした仕事をやれるように努力しています。
自分の才能が何かまだわかっていない人は、そもそも【才能】とは何かがわかっていないのではないか?と思っています。ぼく自身【才能】が何かをわかるのに時間がかかったし、ずっと間違った解釈をしていたからです。
今回はそんな自分の才能が何か、まだ見つかっていない方に読んでいただけたら幸いです。
才能の見つけ方
才能とは何か?
そもそも才能とは何か?あなたはどのような解釈をしていますか?
Googleで「才能」と検索すると“ある個人の素質や訓練によって発揮される、物事をなしとげる力。”と出てきまが、この“物事をなしとげる力”というのを大げさに考えがちなんですよね。
【才能】とは他人には出来ないけど、自分にはやれること。他人よりも上手にやれること。他人よりも優れていることと考えがちですが、そうではありません。
イチロー選手がベースボールで素晴らしい結果を出しているのは、才能があってのことだと思いますが、それはベースボールの技術が高いという才能ではありません。技術は後から付いてきたもので、最初からあったものではありません。
ではイチロー選手にはどんな才能があったのか?それは『ベースボールを好きで、ずっとやり続けることが出来る』という才能です。
才能とは持って生まれたものであり、それが最初から開花している人もいれば、生きていく中で開花する人もいるでしょう。ここで気をつけるべきは、才能と技術を一緒くたにしないことです。
他人よりも上手に出来ることが才能ではなく、他人よりも楽しく続けられることが才能なのです。
それが何かを自分ですぐに気付ける人もいれば、なかなか気付けない人もいると思いますが、誰にでも才能はあります。必ずあります。その才能が良いものか、悪いものか、誰かの役に立つものか、そうではないものか、あなたの才能がどういったものかはわかりませんが、才能は必ずあります。
読書が好きでずっと読んでいられることも才能の一つですし、テレビゲームをずっとやれるというのも、一つの才能だと思います。走ることが好きな人は、楽しみながら走れることが才能でしょうし、他人の話を聞くことが苦ではない人は、それが一つの才能だと思います。
どうですか?あなたにも思い当たる才能があったのではないですか?自分が好きでずっと続けていられることが才能なんです。でも一つ注意して下さい!ここでいうずっと続けていられるというのは、決まった期間があるわけではありません。何時間以上やれたらそれは才能です。という定義があるわけではありません。自分が、これなら他の人よりも少しだけ長く続けていられると思ったら、それはもう才能なんです。
自分よりも優れた技術をもった人は、数え切れないほどたくさんいる
あなた自身が、自分には他人の話を聞く才能があるのではないか?と気がついたとします。そこでよく考えがちなのが「でも、あの人の方が話を聞くのが上手だよな。」と考えることです。
これは自分の才能かな?と考えた時に、その才能をより上手にやれる人と比べるのは間違いです。大間違いです。何度も言いますが、大間違いです。
自分には『他人の話を楽しく聞いていられるという才能』に気づけたら、それが上手が下手かは関係ありません。才能に得手不得手はないのです。
そして他人の話を聞くのが才能だと気づけたなら、これから先にその才能を活かせるように、もっとたくさんの人の話を聞いてみたり、どうやったら他人が話をしやすくなるのか?話をしやすい環境とはどういったものか?そういったことを研究すれば良いだけです。気がついたら、最初に比べていた人よりもずっと上手に話を聞けるようになっているかもしれませんよ。
自分の才能に気がついて、それをこれからの仕事や生活で活かしたいと考えたら、それはこれから技術を磨き、上手にやれるようになっていけば良いのです。最初から上手にやれる人なんていませんよ。だって生まれたばかりの赤ちゃんは立つことも歩くことも出来ませんからね。
ここでピッタリな言葉が、相田みつを先生の有名な言葉「にんげんだもの」です。あなたもぼくも人間です。最初から上手にやれる人なんていません。野球でもマラソンでも最初から何となく上手な人はいますが、それがその人の才能ではなかった場合は、その技術はそれ以上上手にはなりません。もし才能があって、その上手にやれることを続けられたとしたら、それはもうスゴイ才能になることでしょう。
世界中の誰にも負けないぐらい上手な才能の持ち主だって、最初から持っていたって人は一人としていません。好きで続けていたら上手になっていくんです。大切なのでもう一度言いますが、自分の才能はこれかな?って思いあたるものがあったとしたら、決してそれを上手か下手かで他人と比べないで下さいね。
自分の才能に気が付けなかった過去の自分へ
ここで恥ずかしながら、ぼくの才能を発表させて下さい。それは『BBQが大好きで、準備から片付けまで一人でやるのが苦になるどころか、楽しくて仕方ない』ってことです。
ぼくも最初はこれが才能と呼べるのか?とずっと悩みました。でもBBQ以外にもブログなど好きで続けられていることはあるけれど、他人に胸を張って言えるほど好きなことというのは、このことぐらいしか見つからなかったのです。
BBQに関しても、ぼくにはまだ未経験な方法や道具がいっぱいありますし、決して他人よりも上手にやれるとは思っていません。もちろんこれがぼくの才能だと気付いた今は、これを仕事につなげられるように、研究と努力は人一倍やっているつもりです。
少し前までは「あの人よりも上手に出来ないからダメだ。」「あの道具を使ったこともないのに、BBQ好きと言ってはダメだ。」「その料理を作れないのにBBQを任せて下さい!なんて言ってはダメだ。」こんな風に思っていました。
しかし道具も料理も、やろうと思えばすぐにでも挑戦することは出来ます。勇気を出して一歩踏み出すだけで、未経験から経験者にはなれるのです。
料理が上手に作れないなら、上手に作れるように研究したら良いんですよ。だってそれをやるのは苦ではないんですから。他人と比べる前に、どうやったら上手になれるか、どうやったら技術や知識を磨けるのかを考えたら良いんですよ。
何もやらずにどうこう言わず、とにかくやれば良いんですよ。やるだけです。
まとめ
才能というのは、一人の人間に一つだけとは決まっていません。たくさんの才能を持つ人もいるでしょうし、一つだけの人もいるかもしれません。でも何かしらの才能は必ずあるはずです。
それに気付くためには、他人よりも少しだけ楽しく続けられるかな?ってことだけに集中して考えてみて下さい。きっとあなたにも思い当たる節があるはずです。
何度も言いますが、これが自分の才能かも。と何かしらが見つかったら、それが上手に出来るかどうかは関係ありませんからね。きっとそれが才能ですから。
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[talk words=”少し前の自分を想像して書いてみたBBQのマッキーでした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ” avatarimg=”https://lifereformer.com/wp-content/uploads/2015/06/pasmo-e1434577383508.png”]