人は気づかないうちに、他人に期待をしてしまっている。
それはもちろんぼくも同じなんだけど、この「他人に期待する」ということをやめてみたら、人生がめちゃくちゃ楽しくなるんじゃないか?と思った。
その理由は「他人が何かをやってくれた時に、もの凄く感謝できるから」だ。
これは至極当たり前のことかもしれないけれど、先日足の骨にヒビが入り、松葉杖生活をしてみたことで体験できたのだ。
実際にぼくが感謝できたこと
- 横断歩道を渡ろうとした時、90%以上の車が止まってくれた
- コンビニで買い物をしたら、店員さんが買った物を入り口まで持ってきて渡してくれた
- 会社の先輩が朝の支度から昼食の準備、帰りの準備もやってくれた
- 息子がゴミ捨てを手伝ってくれた
- 眼科へ診察に行った時もみんなが親切にしてくれた
これらのことは、期待していたことではない。
むしろ「まさかこんなことをしてくれるなんて!」と、思ってもみなかったことだ。
ここでぼくは気がついたのだ。
「他人に期待する」ってことをやめると、こんなにも幸せを感じられるってことを。
振り返ってみると、ぼくは常日頃から他人に期待をして生きてきたような気がする。
他人に期待していること
- 子どもには良い子に育って欲しい
- 妻にはいつも笑顔で優しくして欲しい
- 会社の社長には給料を上げて欲しい
- 会社の先輩にはもっと機敏に動いて欲しい
- 友達にはもっと遊びに誘って欲しい
ちょっと考えただけでも、これだけ他人に期待しているのだ。
妻や子どもは家族なので、他人という言い方が適切かはわからないけれど、期待するかどうかを考えた時は、家族であっても他人として考えた方がいい。
なぜなら、自分が期待をしていなくて家族が何かをやってくれた時は、赤の他人がやってくれた時以上に幸せを感じられるからだ。
この記事を読んでくれたあなたにぼくは問いたい。
「他人に期待していることはありませんか?」と。
今日だけでもいい。
できることなら1週間ぐらい、「他人に期待する」ってことをやめてみて欲しい。
そう簡単ではないかもしれないけれど、ちょっと気持ちを切り替えるだけで、たくさんのことに感謝できるはずだ。
たくさんのことに感謝できる人生が、つまらないわけがない。
つまり、人生が楽しくなるのだ!