全然自慢になりませんが、ぼくは記憶力が悪いです。覚えたはずなのに、すぐに忘れてしまいます。
なぜ忘れてしまったのか?なぜなかなか覚えられないのか?それがこの本を読んでわかりました。
記憶する為には書いて覚える事が最適だと思っていたのに、書いてはいけない!という記憶法にはビックリしましたが、納得出来ました。
この本は今年の初めくらいに購入し読んだのですが、資格試験の勉強がうまく進んでいなかったので再読しました。
学生から社会人まで、勉強を効率良くやりたいと考える人に参考となる本だと思います。
『本当に頭がよくなる1分間記憶法』
どういった事を覚え、どういった事を忘れるのか?
自分が大切だ、重要だと「本気で」思ったことに関しては、なかなか忘れない p38
人間というのは重要だと思っていても、本当に今の自分に必要な知識なのかな〜?なんて疑っていると、なかなか覚えることは出来ません。
例えばこの知識は大学入試には絶対必要な知識なんだ!と「本気で」思えることが出来たのならば、しっかりと脳に記憶されるという事です。
勉強だけでなく、いろんな経験も「本気で」やっていたことはなかなか忘れないですよね。それと同じことなんですね。
勉強を始める前に、なぜ必要なのか?を考え、意識することが大切なのです。
脳のメカニズムを理解する
人間の脳というのは、どのように記憶するのか?どういった事を記憶するのか?これらを理解しておくことで、効率よく勉強をすることが出来ます。
ゾウがエサを食べるときでさえ、「一口ずつ」しか、食べられないのです。
いかに、分けていけるか?が大切なのです。 p80
この一文にぼくは凄く納得してしまったのですが、確かに身体の大きな象でも、餌を食べる時は「一口ずつ」しか食べられないですよね。大きな口をしているクジラでも、「一口ずつ」しか食べられません。「一気に」食べることは出来ないのです。
人によって口の大きさ(ここでいう記憶出来る量)は違いますが、とにかく「一口ずつ」しか覚えられないのです。一度に全て覚えようとする事自体が間違っているのです。
「一口ずつ」というのはどういう事なのか、どうやって「一口ずつ」に分けるのかも、本書でわかりやすく説明してくれています。
脳科学で解明されていること
脳科学的に、人間が集中していられる時間は90分と決まっているのです。 p101
人間が集中していられる時間は90分と決まっているそうです。なんとなく知ってはいましたが、ハッキリ脳科学によって解明されているとは知りませんでした。
脳にとっては、繰り返されるものが正義。 p116
これこそがこの本で1番重要だと教えてくれたことです。
繰り返すことで脳に重要なことなんだと伝え、しっかりと記憶されるようになる。このことをいくつかに分割して教えてくれています。
まとめ
この本に書いてあることが本当かどうかは、これから実践してみてわかることです。
しかし、何かを記憶するには何が大切で、どういったやり方が良いのかがわかったことで、勉強のやり方(仕組みと言うべきかもしれません)に対しての迷いがなくなりました。
あとは、やるだけです。 p254
著者も最後にこう書いています。そうです。あとは、やるだけなんです!やらないことには始まりません!!
脳科学に興味を持ち始めたぱすも(@jpasmo)でした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ