最近はアドラー心理学の本が本屋さんによく並んでいるのを見ますが、あなたはアドラー心理学ってご存知ですか?
ぼくはアドラー心理学がどういった考え方なのか、アドラーって人がどういう人なのかも全く知りませんでした。
そんなぼくにもアドラー心理学というのがどういう考え方をするのか、アドラーって人がどういう人なのか、簡単にですがわかりました。しかも、内容がとてもよくわかったのです。
単行本でもKindle(電子書籍)でも1,200円となかなか良い金額ですが、中身がまんがなので集中して読むと1時間かからずに読めてしまいます。
これだけ聞くと高い買い物だと思ってしまいますが、ぼくには値段に見合ったわかりやすい内容で描かれていると思います。
アドラー心理学って名前は知ってるけど、中身は全然わからないんだよね!って人が、最初に読む本として最適だと思いますよ。
△無料サンプルもありますので、まずそちらから読んでも良いかもしれませんね。
『まんがで身につく アドラー 明日を変える心理学』
アドラーさんとは?
本名:アルフレッド・アドラー オーストリア出身の精神科医、心理学者。
フロイトやユングの心理学とは異なり、「過去にとらわれない未来志向」の心理学を提唱。
世界3大心理学者といえば、ユング・フロイトと並んでアドラーの名前が上がっているそうです。誰が決めたのかはわかりませんが、とにかくアドラーも有名心理学者という事です。
アドラー心理学を知るキーワード
- 優越感と劣等感
- ライフ・タスク
- 課題の分離
- 家族会議
- 意味づけ
- ライフスタイル
- 不完全である勇気
- 共同体感覚
上記8つのキーワードに合わせて、8つのまんがで説明してくれています。
そして最後にまんがではなく文章にて、8つのキーワードの詳細説明がされています。ここの話がとても勉強になりました。
人は劣等感を何かで穴埋めしようとします。同じ土俵で勝てないなら他の分野で勝とうとします。
つまり、劣等感を優越感で補おうとするのです。
小学生の時の自分を思い出しました。勉強でもスポーツでも友達に勝てなかったぼくは、昆虫をたくさん捕まえてみんなに見せびらかし、優越感を味わっていた記憶があります。
「劣等感を優越感で補おうとする」この言葉から自分の事を思い返すと、とても恥ずかしい気持ちになるのはなぜなんでしょうか?ぼくだけですかね?
アドラー心理学は、劣等感や優越感にとらわれる次元からの脱却を提唱しています。
ぼくは劣等感や優越感にとらわれているから恥ずかしいという気持ちになるのかもしれません。脱却したいですね!
自分の想定と違うというギャップを寛大に受け入れていく心の大きさや強さを、「不完全である勇気」と呼びます。
「不完全である勇気」この言葉の意味はまんがを読んでもらうとよくわかるのですが、几帳面で真面目な人にはとても難しく感じることだと思います。
自分で言うのもなんですが、ぼく自身割りと几帳面で、何でも完璧にやりたがろうとしてしまいます。それによって、いろんな不都合なことが起きているのもわかっているのですが、なかなか治すことは出来ていません。
それがまさにアドラー心理学で言われている「不完全である勇気」を持つことなんですよね。
まとめ
アドラー心理学とか、課題の分離とか、共同体感覚とか、言葉だけ聞くと難しそうで読む気にもなれないという人が多いと思います。ぼくも購入してから読み始めるまで時間がかかってしまいました。
しかし今回の本は本当にとてもわかりやすく描かれているので、心理学について学び始めるのに良いキッカケとなる本かもしれません。
ぼくはアドラー心理学にかなり興味を持ったので、これから色んな書籍を読んで学びたいと思います。良書に出会えたらまた紹介しますね。
心理学に興味津々なぱすも(@jpasmo)でした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ