ぼくには3歳になる息子がいる。
色んなことに興味のある息子は、とにかく何にでも挑戦している。
そして今やれることに集中している。
そんな息子を見ていて、何となく『夢の叶え方』がわかったような気がした。
目次
これが『夢の叶え方』?
人生の目標を毎朝10個書いているが
ぼくは神田 昌典さんが書いた、『非常識な成功法則』という本を読んでから、毎朝『人生の目標』を10個ノートに書いている。
これは『人生の目標』をノートに書くだけで、目標が叶うと本に書いてあったからだ。
去年の夏ぐらいから書き始めて、約半年が経った。
振り返ってみると、細かい目標(お肉検定合格など)は本当に叶ってきた。
でも最近になって、この目標の達成具合が悪くなってきた。
目標が達成しなくなってきた
毎日休まず『人生の目標』を書いているのに、「なぜ最近になって叶わなくなってきたのだろう?」と考えるようになった。
「意味がないのであれば、やめてしまおう!」そう思った時、ぼくはただ書いているだけだということに気がついた。
『人生の目標』を毎朝ノートに書いている。しかし毎朝書くことで、一つ一つの目標に対しての意識がとても薄くなっていたのだ。
目標を叶えたいという願望はあるのに、それがとても弱くなっていた感じ。
最初の頃は「この目標を絶対に叶えるんだ!」そう意識しながら書いていたが、最近では『人生の目標』を書くことが習慣化されてしまって、【書く】という行為をただ行っていた。
それに気がつけたのは、息子がサッカーボールを一生懸命に蹴る姿を見た時だった。
ただただボールに集中している息子
3歳の息子は、まだサッカーボールを上手に蹴ることができない。
と、つい先日まで思っていたのだが、先週末に公園で一緒にサッカーをやってみると、ものすごく上手にボールを蹴れるようになっていた。
ぼくは本当に驚いた。
息子は毎日サッカーボールを蹴っていたわけではない。
ぼくか妻が公園に連れて行った時にだけ、サッカーボールを蹴っている。ただそれだけ。
ではなぜ息子はこんなにも短期間で、ろくに練習もしていないのに上手になったのか?
それは【サッカーボールを蹴れる】という限りある時間の中で、サッカーボールにだけ集中していたからだと思った。
サッカーボールを蹴りながら、おやつのことや、仮面ライダーのことを考えてはいない。
目の前のサッカーボールにだけ集中していたのだ。
夢を見ているようで見ていなかった
ぼくは毎朝『人生の目標』を書いて、それらを叶える夢を見ていた。
そう、最初の頃は。
しかし最近のぼくはただ『人生の目標』を書くだけで、『叶えたい夢』をしっかり見ていなかったことに気がついた。
『叶えたい夢』の中には、今すぐやれることばかりではない。
何年もかけて叶えたい夢があるが、それらに対しても「いつか叶うかな?」ぐらいにしか考えていなかった。
今の自分に必要なことは、息子がサッカーボールを真剣に追いかけるのと同じように、叶えたい夢に対して、しっかり向き合うことなのだ。
今やれること
今の自分にやれること。
それは毎日『人生の目標』をノートに書き、そしてリアルに『叶える夢』を見ること。
そこから始めよう。
そして毎週『叶えたい夢』に対して、自分がどれだけ近づくことができたのか?をしっかりチェックしていこう。
それこそが週次レビューでやるべきことなんだと、今さら気がついた。
まとめ
サッカーだけでなく、仮面ライダー、電車など、息子が興味をもったことはたくさんある。
でもそれらを同時にやろうとはしない。
今やれる遊びに対して、真剣でかつ没頭している。
それこそが上手になる秘訣であり、『夢の叶え方』なんだと思う。