ぼくは『とんかつ』が大好きだ。
約1ヶ月前に美味しい『とんかつ』を食べてから、さらに好きになった。
そんなぼくがつい先日食べた『とんかつ』は、美味しくなかった。
なぜ美味しいと感じないのか?どんな『とんかつ』が美味しいのか?ぼくなりに考えてみた。
美味しい『とんかつ』とはどんな『とんかつ』?
先日食べたとんかつ屋さんでのこと
2019年1月13日。ぼくは実家のある静岡へ帰省していた。
12日の早朝に帰省し、13日の今日は1日家族みんなで過ごし、夕飯を一緒に食べてから帰宅を予定していた。
そのため少し夕飯には早いが、17時頃には家を出て、夕飯を食べに出かけた。
息子が『とんかつ』を食べたいと言い出したので、近所で美味しいと評判の洋食屋さんへ行った。
ぼくがこの洋食屋さんに来るのは2度目だ。ずいぶん昔に、友達と一度来たことがある。
美味しかった記憶もなければ、美味しくなかったという記憶もない。
店内は17時という早い時間なのに、そこそこお客さんが入っていた。
お座敷席に4名、テーブル席に2名、カウンターに2名。店内はそんなに広くないため、これで7割ほどの席はいっぱいになっている。
ぼくらは家族6人で、2つのお座敷席に座った。
そしてぼくが注文したのは、「厳選した県内産生ロース200g」と書かれた『とんかつ定食』1,150円。
最近のとんかつ屋さんでは、キャベツ、ご飯がおかわり自由のところが多いが、こちらのお店ではそういったサービスはなく、ライスの大盛りは100円増し。
カウンター越しに見えるキッチンでは、店主と思われる男性の方、そして調理補助兼ホールという役割で女性の方が2人いた。
オープンキッチンになっているので、とても慌ただしく調理をしているのが伺えた。
待つこと15分。
ぼくら家族の料理が一通り揃った。
ぼくが注文した『とんかつ定食』は、とんかつ、白飯、赤だしの味噌汁、そして漬物がセットになっていた。
まず最初に『とんかつ』を見た感想は、脂身が多めだなと感じた。
そして少々揚げすぎているような感じもしたが、照明の加減かもしれない。「食べてみるまではわからないな。」そんなことを思った。
まずは脂身の少ない赤身部分を、何も付けずに一口。
うん。見た目通りの揚げすぎで、お肉が硬い。ただとても肉々しく、「肉を食ってるぜ〜!!」という感じは十分に味わえた。
次に洋辛子を付けて一口。
少しの脂身を一緒にほおばったことで、脂身の甘みが際立って、最初の一口よりも美味しく感じた。
次にソースを付けて食べる。
なかなか濃厚な味のソースは美味しいのだが、完全に『とんかつ』の旨味を打ち消している感じ。このソースを付ければ、全部が同じ味に感じられる。
最後に何よりもぼくの好みではなかったのだが、脂身だ。
7割以上が脂身ではないか?というほどに脂身が多かった。
最初は甘みを感じた脂身も、二口目にはギトギト感で口の中がいっぱいになり、少々気持ち悪い。
多少の脂身が付いていた方が美味しいし、それが好きだからこそ『とんかつ』を注文している。
脂身が嫌ならば『ヒレカツ』を注文すれば良いのだ。
しかし今回の『とんかつ』は少々脂身が多すぎた。
結果として7切れあった『とんかつ』は、一切れ父に食べてもらってやっと完食できた。
かなり残念な感じでお店を出たことは言うまでもない。
どんな『とんかつ』だったら良かったのか?
大変残念な気持ちになりながらも、大好きな『とんかつ』を嫌いにはなりたくないから、今回の『とんかつ』が美味しいと感じられなかった理由をまとめてみた。
- 脂身が多すぎる
- 揚げすぎ
- 衣が立っていない
- 衣の香りも良くない
- 肉の切り方が雑
これはあくまでぼく個人の意見だが、こういった理由から、今回の『とんかつ』は美味しくなかったのだと思う。
逆に今回悪かったポイントが良ければ、それが美味しいと思える『とんかつ』なんだろう。
豚のロース肉は切り身ではなく塊肉で購入し、お店でカットしているんだと思うんだけど、その時点からイマイチなんだろうな。
出来上がったお肉がよじれていたのも、肉の下処理(筋切りなど)が上手にされていなかったからなんだと推測できる。
揚げすぎで衣が立っていないのも、油の温度が下がったままの状態の時に、揚げ始めてしまったのだろう。
お店が忙しい時は多少仕方がないとしても、これではもう二度と行きたいとは思えない。
まとめ
今回の教訓から、ますますとんかつ屋さんを見る目が厳しくなってしまいそうです。
でも厳しく見た上で、美味しいと思えるとんかつ屋さんに出会えたら、それはもう最高に幸せな気分になれるんだろうな♪と思います。
そんなお店を見つけたら、すぐにご紹介しますからね。楽しみにしていて下さい。
BBQ大好きマッキー