前回は夢を見つけるまでの苦悩をお伝えしました。
今回はその夢を見つけてから、夢を叶える方法を見つけるまでをお伝えします。
夢は自分にとって、全くの未知なる世界。
どうやったら夢を叶えられるのか?
どういった方法があるのか?
とても悩みました。
【第2章】夢を叶える方法を見つける
バーベキュー場をやるってどういうこと?
自分の夢が、『バーベキュー場をやること』だということはわかりました。
しかし『バーベキュー場を自分でやる』というのが、どういうことなのか?
まずは夢の形が具体的になるように、思いつく限りリストアップしました。
- バーベキュー場をやる場所を確保する
- 経営方針を決める
- 誰とやるのか決める
- サービス内容を決める
- 金額を設定する
これらを決めれば、バーベキュー場を自分でやることができるのか?
正直なところ、これが正解かどうかもわからない。
未知なことばかりで思考停止
『自分のバーベキュー場をやること』という夢を叶えるために、何をして良いのか全くわかりません。
すごく大雑把に結論を言ってしまえば、お金を用意して土地を買って、そこでバーベキュー場をやれば良いだけだ。
それなら今自分がやるべきことは、お金を集めることか?
いや、お金を集めたとしても、どうやって経営してくのかがわかっていなければ、すぐに潰れてしまうことは目に見えている。
お金か?経営の勉強か?
お金を集めるにしても、いくら集めたら良いのかわからない。
それにお金を集めるって、どうすれば良いんだ?おれにそんな貯金はないぞ。
経営の勉強をしたとしても、それはどこでどうやってやるんだ?
今から大学に行って経営を学ぶのか?
お金を集めるのも、経営を勉強するのも、どれだけ時間がかかるんだ?
おれは2020年にはオープンさせたいんだ!
どうすれば良いんだ?!
夢を叶えるためのお金を貯めてこなかったのだから、諦めるしかないのか?
ぼくはわからないことだらけで、思考が停止してしまいました。
やれることから始める
思考が停止したところで、何も始まりません。
思考が停止してるんだから、始まるわけもないですよね。
この時に感じたのは、今までも同じような気分になり、色々と諦めてきた気がするということ。
でも今回が今までと全く違うのは、思考が停止しても、バーベキュー場をやりたいという熱い気持ちが全然おさまらないのだ。
40歳になってやっと見つかった夢だ。そう簡単に諦めるわけにはいかない。
ではどうしたら良い?何をすることが1番なのか?
いや1番どころか、2番でも3番でも良いから、前に進むためにやれることは何か?
ない頭をひねり出した答えが、
- 本を読む
- 夢を口に出す
この2つだった。
お金のことは一先ず置いておき、どのように経営していくのが良いのかわからないので、まずは経営に関する本を読むことから始めた。
そしてそれと同時にやろうと思ったことが、『とにかく自分の夢を口に出して言う』ということ。
今までたくさんの自己啓発本を読んできて、いくつもの本に書かれていたことだ。
これが正解かどうかなんてわからない。
今やれることはこの2つだと思ったので、とにかくやってみることにした。
夢を口に出した結果
『自分のバーベキュー場をやりたい』そう口に出し、たくさんの人にぼくの夢を聞いてもらった。
妻、両親、会社の先輩、友人などなど、たくさんの人に話しをした。
「どうやって場所を見つけるの?」と、するどい質問をしてくる人はいたが、幸いにも「そんな夢は叶わないよ。やめた方がいい。」と批判的なことを言ってくる人は一人もいなかった。
妻は家族の生活もかかっていることだから、現実的な問題をぶつけてきたが、ぼくが一度言い出したら聞かないことをよく知っているので、今では「やれるものならやってみな!」という感じだ。
たくさんの人に話しをしていくうちに、具体的な問題点、考えるべきことなんかも少しづつわかってきた。
そして決定的に具体的な方法を教えてくれた人がいた。
それはぼくが静岡から上京してからすぐに知り合った、もう18年来の付き合いをさせてもらっている美容師の中澤さんだ。
中澤さんはぼくが働いていたダイニングバーで知り合い、二人で飲みに行ったこともあり、ぼくの働く飲食店にも何度か来てくれたりと、仲良くさせていただいている。
そんな中澤さんにぼくの夢を伝えたところ、矢継ぎ早に具体的な質問をされた。
「客単価はどのくらいで考えているの?初期費用はだいたいどのくらい?どんな人がターゲット?いくら稼ぎたいの?」
「あ、いや、その、これから考えるところです。」と、ぼくはしどろもどろに答えた。
すると一言「それならまず『事業計画書』から作成することだね。」
ぼくは『事業計画書』という名前は聞いたことがあったものの、どうやって作るものなのか?それすらも知らなかった。
中澤さんは美容室を原宿、表参道、鎌倉と3店舗も経営されている方だ。
やはり自分で会社を立ち上げ、経営している人の言葉は説得力がある。
ぼくは
- 本を読む
- 夢を口に出す
に加えて、『事業計画書』の作成をすることから始めることにした。
まとめ
自分の夢が何かわかっても、それを叶える方法が全くわかりませんでした。
しかし『夢を口に出す』ということをやっていたら、『事業計画書』の作成が必要だという一つの答えが見つかりました。
『事業計画書の作成』が終わったらどうするのか?
それはこれからじっくりと考えていきます。
BBQ大好きマッキー