『付箋』というメモするのに万能なツールを使ってますか?
ぼくは仕事の時だけでなく、読書やタスク整理、奥さんへ感謝の気持ちを伝えるのにも使っています。
本書ではこの『付箋』をとにかく全てで利用し、さらにそれをそのままノートにするという使い方を推奨しています。
ここまで『付箋』を使い込むやり方には正直驚きました。
『1冊の「ふせんノート」で人生は、はかどる』
著者:坂下仁
著者は『いますぐ妻を社長にしなさい』という本の著者でもあるので、ご存知な方は結構いるのではないでしょうか?
二十数年にわたり、メガバンクの行員として数百に及ぶ起業や個人へのコンサルティング・財務指導・融資を手がけてきたのにも関わらず、自らの金融知識を過信したために株取引で莫大な借金を抱え、破産寸前にまで追い込まれたというなかなかハードな経歴と経験をお持ちの方です。
その破産寸前まで借金を抱えたのに、現在では数億円の資産を手に入れたのに役立ったのが「ふせんノート術」ということなんです。
「ふせん」を魔法の紙に変える非常識な使い方
細かい使い方は本書を読んでいただくとして、この本で推奨している「ふせんノート術」とは
あらゆるメモを大きなふせんに書いて、それを台紙代わりのA4ノートに貼り付ける
P19より引用
ということなんです。
今まで付箋の使い方として常識とされてきたのは、忘れないためのメモ書きだったり、誰かに伝えるためのメモ書き、または読書で目印として使って、結果としてどれも捨ててしまうという使い方ではないでしょうか?
それを本書ではノート、またはメモ帳として付箋を使い、それをノートに貼り付けて保存するというのです。
ぼくは付箋に書いた内容を違う場所に書き写して保存することはありましたが、付箋そのものを保存するという概念はありませんでした。目からウロコでした。
手帳では出来ない使い方が「ふせんノート」では出来る
著者の手帳に対する考え方が少し偏っていて、
「あなたの手帳」は「手帳」ではなく「手錠」だから。
などと言ってしまうところはどうかと思いました。
手帳に便利だと思って作られてる機能や、書きやすいだろうということで印刷されているフォーマットなどがあるために、「手錠」と言ってしまいたくなる気持ちがわからなくもないのですが、付箋の便利さを伝えるのに手帳全体を批判する必要があったのかは定かではありません。
それでも手帳に出来ない使い方が、「ふせんノート」では実現可能になるというのはわかりました。
即メモ・一発検索・有効活用という機能を活かすには、「ふせんノート」が優れているようです。
まとめ
これはぼくの持論ですが、付箋もメモ帳も手帳も使い方は人それぞれであり、完璧な使い方はないと思っています。
凄く使いやすく便利な使い方を見つけても、それが一生続くわけではありません。自分の生活環境が変化すれば、付箋などの使い方も変化するものなのです。
ノート術やメモ術の書籍がたくさん出版されているのは、たくさんの使い方(千差万別)があるからなんですよね。
本書では付箋を元に、色んな使い方があるというのを知ることが出来ました。
ぼくも付箋の使い方なんかはアシタノレシピ -明日を楽しくするレシピ集-というブログメディアへ寄稿しているので、参考にしてみて下さい。
【参考】あなたのイライラする気持ち『付箋』で解決してみませんか?
以上、『1冊の「ふせんノート」で人生は、はかどる』のご紹介でした。
手帳の使い方も千差万別だから、飽くなき探究をしてしまうぱすも(@jpasmo)でした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ