良かれと思ってやっていたことなのに、本当は良くなかった。
このやり方が一番便利だと思っていたのに、違うやり方の方が良かった。
やめられないと思っていたのに、やめてみたら何でもなかった。
こんな経験ありませんか?この経験をしたことのある人は、とても勇気のある人です。
なぜなら、どれも勇気を出してやめてみなくてはわからないことだからです。
この本ではそんなやめられずにいた著者が、勇気を出してやめてみたことでわかったことを、とてもわかりやすくマンガで教えてくれています。
あなたの背中も押してくれるかもしれませんよ。
『やめてみた。 本当に必要なものが見えてくる暮らし方・考え方』
著者がやめてみたこと
著者は炊飯器が壊れたことで、土鍋を使うようになりました。
土鍋を使うなんて面倒くさいと思っていたのに、いざ使ってみると美味しくご飯が食べれるし、慣れてしまえばそこまで面倒ではないことに気がついたのです。
他にも掃除機をやめてフロアワイパーを使ってみたり、トイレブラシをやめてトイレシートだけで掃除してみたり、家にたくさんあったゴミ箱を本当に必要な場所だけに置いてみたりしました。
どれもやる前はその便利さがわからないし、今のやり方をやっていた方が慣れているし、最善の方法だと思っていたのです。
でも今使っている物、今やっているやり方などを思い切ってやめてみる。すると、違う方法が浮かんできてそちらの方が便利だということに気付けるのです。
ぼくがやめたこと
ぼくもこの本を読んでからいくつかのことや物をやめてみました。
その中から一つだけ紹介すると、テレビを観るのをやめました。
テレビを観ていた理由は
- 面白いから
- 最新ニュースが映像で観れるから
- 話のネタになるから
- 奥さんとの時間を大切にしたいから
こんな理由でテレビを観ていました。
でも、ぼくは気付いたのです。別にテレビを観なくても、困ることがないことに。
最新のニュースがどうしても映像で観たければネットで観れるし、ニュースだけであれば新聞を読むか、ニュースアプリで読むことが出来る。
話のネタはテレビを観なくても、本を読んだりラジオを聞いていればいくらでもネタは出てくる。
奥さんとの時間を本当に大切にしたければ、テレビなど観ずに話をすれば良い。
そして面白いという理由は後々考えてみると、本当にその時だけが楽しいんですよね。次の日になったら全然覚えてないし。
それがテレビでなくて本や映画だと、後になっても面白かったって話も出来るし、2度美味しい感じがしたんですよね。ちょっと極端な考えかもしれませんが、今のぼくはそう考えています。
そうは言ってもすごく知識やためになる番組もあるので、そういった番組は録画して観るようにしています。
なんとなく観ていたテレビをやめたことで、寝る前の時間がかなり自由に使えるようになりました。
勇気を出してって言うと大袈裟に聞こえるかもしれないけど、夜必ずテレビを観るって習慣がついていたぼくには少し勇気の必要なことで、その勇気を出してやめてみたことで寝る前の貴重な時間を手にすることが出来ました。
まとめ
この本のすごく良いところは、著者の経験がすごく細かいところまで描かれていて、ビフォーアフターがとてもわかりやすいところです。
著者が女性なので話の中でも女性が使うものが多いのですが、男性でも共感できることはたくさんありました。
第三章で「もやもやした人間関係をやめてみる」ってところは、かなり勇気が必要だけどチャレンジする価値が十分にあると思いました。
この本を読んで、来年はあれとこれをやめてみる!なんて目標を立ててみても良いかもしれませんね。
以上、やめられずにいるあなたの背中をポンッと押してくれるマンガ『やめてみた。』のご紹介でした。
もやもや人間関係をやめたら逆に良い関係になっちゃったぱすも(@jpasmo)でした! 最後まで読んでくれてMahalo…(`・ω・´)ゞ