好きなことをやって、それでお金を稼ぐことができて、その稼いだお金だけで生活出来たら、どれだけ素晴らしい人生になることでしょうか。
あなたにはそんな人生が想像できますか？
ぼくには想像出来ません。
おかしなことを言っているとわかってはいますが、想像が出来ないのです。
好きなことをやって生活出来たら、どれだけ素晴らしいことだろうな〜と予想することは出来るのですが、実際に自分がその生活を送っている姿が想像出来ないのです。
それはなぜか？
「好き」が明確にわからないからです。
本書では「好き」を見つけた人が、どうやってその「好き」をやってお金を稼ぐのか、そのお金をどうやって使えば良いのかが書かれています。
ではぼくのように、「好き」がわかっていない人には必要のない本かと聞かれれば、間違いなく「NO」です。
今はまだ「好き」が見つかっていない人のためにも、「好き」の見つけ方も書いてあります。
それと、生きていく上で一番重要なお金の使い方、考え方についても書いてあり、今のぼくには最高の1冊となりました。
現状に満足出来ず、何とか抜け出したいと考えてる人には、きっと参考となる本でしょう。
『「好き」を「お金」に変える心理学』著者：DaiGo
自分にとっての適量を知る
冒頭でいきなり面白い話が出てきました。それはお金の適量をわかっていないという話です。
今の自分がおいしく飲めるコーヒーの量はわかっているのに、お金に関しては物差しがなく、適量をわかっていない 【p5より引用】
コーヒーであれば、自分が今どのくらい飲めるのか、どのくらいの量が欲しいのかはわかりますよね。
でもそれがお金の場合は、あればあるだけ欲しい。適量なんてないと思ってしまいます。
これではいくらお金を稼ぐことが出来ても、満足することが出来ず、幸せを感じられないのです。
まずはお金を稼ぐ前に、お金の使い方を覚えることが重要なんです。
お金の無限ループ
お金の無限ループとは、好きなことを選択し、そこにお金を集中して使っていると、あなたの稼ぎ方に磨きがかかり、結果的に収入が増えていくというサイクルのこと。
好きなことをやって収入が増えていくなんて、まさに夢のようですよね。
でもこれはお金の常識に縛られず、「お金」と「幸せ」のバランスがとれている人の大半は、このサイクルになっているというのです。
ここで大切なのは、本当に自分が心からワクワク出来ることを理解していること。
そしてお金を正しく使うことなんです。
ここまで言われると、まずは「好き」や「仕事」をどうするか考える前に、しっかりとお金の使い方を学ばなくてはダメなんだとわかってきました。
物より経験を買う
第4章の『スキルを磨く再投資七つのルール』で、「物より経験を買う」ことについて説明してくれています。
お金の無限ループが始まったとしても、ここでまたお金の使い方を間違えてしまうと、せっかくループに入ったのに、それを途切れさせることになってしまいます。
ここで大きな壁となってくるのが、誰しもがもっている『承認欲求』です。
この承認欲求を満たしたいがために、やっと少し入ったお金を使って、物を買うという行為にはしってしまうのです。
お金は物を買うという目的だけに使ってしまうと、ただなくなってしまいますが、自分の知識や経験につながることに使えば、それは自分にとって一生の財産となるのです。
あぁ、やっぱり何にしてもお金の使い方をまず覚えなくては、幸せにはなれないのですね。
まとめ
ぼくにとっては、本当に学びの多い本でした。
たくさんの気付きと学びがあったのですが、その中の一つに、学生の時は「好きなことを仕事にして生きていける人は、ほんの少しの人だけ」と聞かされてきましたが、どうやらこれは嘘なんだと気が付きました。
好きなことをやって生きている人はたくさんいて、決して難しいことではないのです。
自分にも可能なんだって思わせてくれました。
最後に成功者からの、夢のある一言をご紹介します。
あなたなりの無限ループができあがり、「お金」と「幸せ」のバランスが取れた暮らしが実現すると、時間というお金以上に価値のある資源を自分の本当に好きなことに使えるようになります。【p254より引用】
こんな生活を夢見て、ぼくもお金に対する勉強、「好き」への追求を続けていこうと思いました。
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以上、DaiGo先生の著書『「好き」を「お金」に変える心理学』のご紹介でした！ 最後まで読んでくれてMahalo…(｀･ω･´)ゞ
