『瞬発力の高め方』1年があっという間に感じてしまう”おっさん”には刺激的な本　#コラボ書評

おれも今年の6月で41歳になる。

見た目は40歳には見えないとよく言われるし、やっていることもまだまだ若いと思っているから、当然自分のことを本気で”おっさん”だなんて思ったことはない。

よく冗談で「おれももうおっさんだからさ」なんて言うことはあるけど、あれは嘘だ。

しかしそんなおれも、この本を読んで「あ、いつの間にかおっさんになっちゃっているのかも」なんて思わされた。

この本はYouTuber『ジョーブログ』のジョーさんが書いた本。

本のタイトルは『瞬発力の高め方』って書いてあるけど、内容はジョーさんの考え方、やり方、生き方、過去なんかが書かれている。

サンクチュアリ出版さんから発行されているのが納得できるほど、高橋歩さんの言葉に近いものを感じた。

結婚をして、子供を育てることで精一杯になっていて、なんとなく今の仕事を続けてしまっているおれには、かなり強烈な言葉がいくつもあった。

その中で特に心に刺さった言葉。

いや、「刺さった」なんて生易しいものじゃないな。ハンマーで頭ぶん殴られた感覚になった言葉がこれだ。

友だちから言われて驚いたのが「意外と早かったね」というひと言やった。

噛み砕いて説明すると、ジョーさんは1分1秒を精一杯生きてきたから、3ヶ月が2年間分くらいに感じた。

でも毎日同じ生活を続けていた友だちにとっての3ヶ月は、あっという間だったということ。

おれが頭をぶん殴られた感覚になったのは、おれも3ヶ月をあっという間に感じているから。

年が明けて2019年になったと思ったら、あっという間に3ヶ月が過ぎ、今日からもう4月が始まっている。

毎日毎日同じような生活を続けているから、3ヶ月があっという間に過ぎてしまうのだ。

おれはこのまま今の生活を続けたら、きっと死ぬまであっという間だ。

気がついたらベッドの上にいて、妻と息子に看取られ死んでいくことだろう。

スゴく曖昧で乱暴な言葉で片付けるとしたら、ヤ　バ　イだ。

このままではマジでヤバイ！

気がついたらベッドの上だなんてシャレにもならん。

1分1秒を精一杯生きるために、今のおれに何ができるだろうか？

そんな大切なことに気づかせ、考えさせてくれた、かなり刺激的で熱い本でした。

この記事は『3人のブロガーと同じ本を書評しよう！』という、コラボ書評として書きました。

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